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インプットの弊害
業の心に刻まれた過去の記憶がマイナスばかりなのに、
頭の知識ばかりがプラスになると、心の奥はマイナスのまま、
頭だけがプラスという状態になります。この状態の危険性は、頭を道具にたとえるとわかります。
たとえば包丁という道具があります。
包丁は、研げば研ぐほど、切れ味が鋭くなっていきます。
この包丁を、愛と感謝に満たされた、プラスの心をもった人が使うと、
どういう結果になるでしょうか。
きっと、愛情のこもった美味しい料理、という結果につながるでしょう。
しかし、恨みや憎しみばかりのマイナスの心の人が使ったらどうでしょうか。
もしかしたら、他人を傷つけるという結果になる可能性もあるのです。
どんなに良い道具でも、どういう心でそれを使うかによって、まったく違う結果になってしまうのです。
では、「プラス思考」という道具を「マイナスの心」で使うとどうなるでしょうか。
結果は「人を裁く」か「自分を裁く」という行動につながってしまいます。
「あいつらは、自分が知っているプラスの生き方をしていない。
なんてレベルが低いんだ……」と他人を責めたり、
「私は、こんなにすばらしい愛と感謝の教えを勉強しているのに、
いつになっても結果が出ない。
なんて自分は駄目なんだ……」と自分を責めたりするのです。
このことは、正反対のようですが、その性質はまったく同じです。
矢印の向きが逆になっただけの話です。
つまり、包丁を手にして他人を傷つけるか、自分を傷つけるか、
いずれにしてもその包丁の切れ味が鋭ければ鋭いほど、
マイナスの結果につながってしまうのです。
道具を使う人の心、影響力の最も強い業の心を変えることができなければ、
プラス思考という道具を磨けば磨くほど、逆効果になってしまうわけです。
本当の自分を見つける
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